iphone7以降(HEVC形式)のビデオだけ、編集・エクスポート後にガクガクになる。
Windows10フォトでHEVC形式のビデオを再生すること自体はMicrosoft Sotreから「HEVCビデオ拡張機能」をインストールすることで問題なく可能になる。
しかし、HEVC形式のビデオをWindows10フォトのプロジェクトで編集・エクスポートすると、フレームレートが極端に下がったようなガクガクした動画になる!!これが本件の問題。
【補足】HEVC形式とは
iOS11搭載のiPhone 7/7 PlusやiPhone 8/8 Plus、iPhone Xのカメラでは、写真に「HEIF」、動画に「HEVC(H.265)」と新しいフォーマット(形式)が採用されています。
HEIF/HEVC形式を使用することで、これまでのJPEG/H.264形式よりも写真や動画のデータサイズを小さくすることができますが、アプリやパソコンとの互換性に問題がある場合は、従来のJPEG/H.264形式に変更することができます。
解決した!
iPhone7の設定>カメラ>フォーマット>高効率/互換性優先
を「互換性優先」に変更すると本問題が解決した!(Windows10フォトで編集・エクスポートしたビデオがガクガクしなくなった!)
Dropbox経由でのHEVC変換は不完全ということ!?
私はPCへの写真・ビデオ転送をDropboxで行っていた。
以下の通り「JPG」を設定していたため、動画も「HEVC」から「非HEVC(従来のJPEG/H.264形式)」に変換されていると考えていたが。。。
iPhone側Dropbox>アカウント>カメラアップロード>
HEIC形式の写真の保存方法: JPG
今回、iPhoneのカメラ設定を非HEVC(互換性優先)に変更することで本件が解決したことから、Dropboxの非HEVCへの変換は不完全(少なくともWindows10フォトに対しては)ということが言える。
以下、Dropbox公式でHEVC変換ができる旨、記載されているが、iPhone側で「互換性優先」にしたビデオと全く同じに変換されるわけではないようだ。
【Dropbox】HEIF(.heic)写真と HEVC 動画ファイルへの対応
やはり動画や音声は変換の扱いがシビア。
公式が「対応している」と言っても、実際に試行錯誤してみないとわからない部分がありますね。
その他、参考サイト
iPhoneのカメラで写真/動画のフォーマット(形式)を変更する方法
おまけ:「Windows10フォト」を利用する理由
ちなみにWindows10フォトを利用している理由は、顔認識機能と「スターを選ぶ」の機能を使いたいからです。
撮影した大量の写真・動画から渡したい相手が欲しそうなものをまとめるのに役立ちます。
私はWindows10フォトで写真・動画を纏めた動画をyoutubeに非公開でアップロードして相手(主に孫と自身が写っている写真を欲しがる両親)に渡しています。
現状、Windows10フォトは4K動画の読み込みは出来るが、エクスポートはフルHDまで。早く4Kエクスポートに対応してほしい!
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