あれほどYouTubeでロスト防止の勉強をしたのに…完全にロスト。あまりにも愚かで恥ずかしいのですが原因と反省を書かせていただきます。正直、愚かすぎて参考になる人は少ないと思います。。
フライト条件: 山頂の狭い広場からの離陸(標高600mほど)
機体: DJI mini 2
MAX風速5m以上と分かっていながら離陸をしてしまう(「せっかく山頂まで来たし撮りたい!!万一落ちても誰一人いないから大丈夫だろう。」というマインド)。
また、通常、初めての場所では1個目のバッテリで様子見をしてから2個目の満タンバッテリで本番撮影をしていたのですが、この時は頂上に着くまでにバッテリー3つのうち2つを消費しており、最後の1個で様子見なしの本番撮影(映像を重視した飛行)をしてしまった。
このことから、下方確認を怠っており、強制RTH(リターントゥホーム)が始まって初めて離陸地点を見失っていることに気付く。(だいぶ風に流されており、想像していた位置からかなり外れていた)
そしてあれほど頼るなと言われていたリターントゥホーム(RTH)に頼ってしまう。→稼働時間ロス!
強風のため、RTHでは全然戻ってきてないのを見て手動操縦およびスポーツモードに切り替えるも彷徨い続けてしまう(他の山頂の広場が見えていたのでそこに向かうべきだったが、拾いに行けるか不明のため自分の位置を探し続けてしまう。)
「あきらめよう!ひとまずあの見えている広場に着陸しよう!」と判断したときには既に遅し。到達する前にローバッテリーによる強制下降が始まる。
何もない山の中にゆっくりと落ちていく映像。何とか特徴的な場所に降ろさないと!!しかしそんな都合の良い木はない。有象無象の木々の中に吸い込まれていき、ついには着陸を待たずに接続が切れてしまう。(おそらくバッテリ切れ)
おさまらない動悸。。FXで強制ロスカットを食らったときの感覚に似ている。。
大丈夫!GPSでどこに落ちたかはマップ表示できる!!と、僅かな希望を持って山道を降りていく私。この後、とんでもない光景が!!!!(ガチンコファイトクラブ口調)
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結果から言うと、このイノシシ様は命の恩人かもしれない。GPSが示すドローンの位置は山道から遥か外れた谷底だったのだ。無理をして取りに行っていたら滑落して足の骨が飛び出して遭難死していたかもしれない。
こんな事があったら普通は「人をケガさせる前に終わって良かった。」と思うかもしれない。しかし私のドローン熱は消沈してなかった。。愚かにも次のドローンを入手すべく動きだしたのだった。。この後、とんでもない事態に!!。。ならないように猛省します。
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